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肩こりと腰痛
shoulder and lower-back pain
肩こりと腰痛
肩こりは国民病とも言われ、多くの方が悩まされています。
一般的には、肩の筋肉が硬くなって、血流不全が起こって痛みを生じると考えられていました。しかし、近年、筋膜の癒着による痛みと理解されるようになりました。筋膜は筋肉を取り巻く薄い膜組織になります。隣り合う筋肉の膜同士が癒着して、筋の凝り(硬結)を生じます。凝りを生じた筋肉で血流不全が起こり、痛みを増強させます。そして肩こりは不眠や頭痛の原因となり、自律神経障害を引き起こすきっかけとなってしまいます。
肩こりの新しい治療
筋膜ハイドロリリース
超音波ガイド下に、癒着し肥厚した筋膜に注射針を進め、生理的食塩水(少量リドカイン添加)を注入して筋膜を物理的に剥がす治療です。治療時間は両肩で5分程度になり、効果の持続は1か月から1か月半になります。
起こりうる副作用には、注射による痛み、皮下出血、血腫形成、肺気胸などがあります。また注射に弱い方は、血管迷走神経反射を起こすことがあります。
リドカインは歯科でも使われる麻酔薬です。麻酔を行ってアレルギー反応や気分が悪くなったことがある方は事前にお申し出をお願いいたします。
Before

After

筋膜ハイドロリリースの様子
腰痛の新しい治療
脊柱管狭窄症や脊椎ヘルニアの治療
手術適応のない方に、十分な問診と診察、説明を行い先進的な治療をご提案します。
急性腰痛症(ぎっくり腰)と腰痛症
ダイセクション治療と呼ばれる椎体と筋のファシアリリースを提供します。
また急性腰痛症(ぎっくり腰)の方は、私自身による整復を行ってからダイセクション治療を行います。
ダイセクション治療とは
ファシアリリースの一つであり、腰痛の場合、脊柱(骨)と多裂筋などの筋をリリースする治療になります。この治療により、腰の可動域が向上し、疼痛緩和を得ることができます。
ダイセクションの様子
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